第9回:分数と小数の関係

勉強

こんにちは!今日は分数と小数の関係について学んでいきましょう。 分数と小数は、同じ数を違う方法で表現できる仲良しな関係なんです!

第9回:分数と小数の関係 ~分数と小数は仲良し~

1. 分数から小数への変換

分数は分母で割り算をすることで、小数に変換できます。

例えば:

  • $\frac{1}{2}$ → 1 ÷ 2 = 0.5
1 2 0.5 分数 小数
  • $\frac{3}{4}$ → 3 ÷ 4 = 0.75
3 4 3 ÷ 4 0.75 3個のケーキを4人で分けると… ①最初は3個のケーキ ②それぞれのケーキを4等分します ③4人で分けると、1人分は… 0.75個分 (1個の1/4が3つで0.75個分になります)

2. 小数から分数への変換

小数は分母を10、100、1000…として分数に変換できます。

例:

0.25 = $\frac{25}{100}$ = $\frac{1}{4}$

0.25 は 1/4 と同じ! ①0.25を位に分けてみよう 0 2 5 1の位 0.1 0.01 ②100分の25に直すと… 25 100 = 0.25 ③25で約分してみると… 25 100 ÷25 = 1 4 0.25 = 1/4 同じ大きさを表す 違う書き方なんですね!

0.5 = $\frac{5}{10}$ = $\frac{1}{2}$

0.5 5 10 1 2 約分すると簡単な分数になります

3. 循環小数について

割り算をしたとき、同じ数字が繰り返し現れることがあります。 これを循環小数と呼びます。

例:$\frac{1}{3}$ = 0.3333…

1 3 0.333… 3が永遠に繰り返します なぜ3が繰り返されるの? 1 ÷ 3 → 0.3 → 0.33 → 0.333 あまりが1のまま繰り返される!

練習問題

  1. 次の分数を小数に直しましょう:
    • $\frac{2}{5}$
    • $\frac{3}{4}$
    • $\frac{7}{2}$
  2. 次の小数を分数に直しましょう:
    • 0.6
    • 0.25
    • 1.5
  3. チャレンジ問題: $\frac{2}{3}$を小数に直すと、どんな数になるでしょう?

答え

  1. 分数から小数:
    • $\frac{2}{5}$ = 0.4
    • $\frac{3}{4}$ = 0.75
    • $\frac{7}{2}$ = 3.5
  2. 小数から分数:
    • 0.6 = $\frac{6}{10}$ = $\frac{3}{5}$
    • 0.25 = $\frac{25}{100}$ = $\frac{1}{4}$
    • 1.5 = $\frac{15}{10}$ = $\frac{3}{2}$
  3. チャレンジ問題: $\frac{2}{3}$ = 0.6666… (循環小数)

次回は「分数マスターへの道」で、これまでの学習内容を復習しながら、さらに難しい問題に挑戦していきます!がんばりましょう!

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