小数の割り算を考えよう

小学算数

整数の割り算からみてみよう

12 ÷ 3 = 4 を考えてみよう! Step 1: 12個のりんごがあります Step 2: 3つの皿に分けます Step 3: 各皿に4個ずつ入りました だから、12 ÷ 3 = 4 です!
  1. まず12個のりんごがあります
  2. これを3つの同じ大きさの皿に分けます
  3. 各皿に4個ずつ入りました
  4. つまり、12÷3=4 ということです

このような考え方を使えば、他の割り算問題も解くことができます。例えば:

  • 15÷3 なら、15個のものを3つの皿に分けて、1皿に5個ずつ
  • 8÷2 なら、8個のものを2つの皿に分けて、1皿に4個ずつ

このように、「分ける」というイメージで考えると、割り算が分かりやすくなりますね。

次に、12➗5を考えよう!

12 ÷ 5 を考えよう! クッキーを5人で分けます Step 1: クッキーが12個あります Step 2: 5人に同じ数ずつ分けます たろう はなこ けんた まりこ ゆうた 余り Step 3: 結果を確認しよう ・1人に2個ずつ配れました ・2個余りました 12 ÷ 5 = 2 あまり 2
  1. まず、12個のクッキーがあります
  2. これを5人の子どもたちで公平に分けます
  3. 1人2個ずつ配ると:
  • みんなに同じ数を配るため、1人2個ずつ配ります
  • 2個余ってしまいます
  1. だから、12÷5=2あまり2 となります

この「あまり」という考え方は、実生活でよくある場面です。例えば:

  • お菓子を友達と分ける時
  • シールをグループで分ける時
    など

このように、実際の場面と結びつけることで、割り算の「あまり」がより理解しやすくなりますね。

小数まで割り切ろう!

12 ÷ 5 = 2.4 を考えよう! ジュース12カップを5人で分けます Step 1: ジュースが12カップあります Step 2: まず10カップを分けます 1人2カップずつ 1人目 2人目 Step 3: 残り2カップを5等分します 2カップ 0.4 0.4 2カップ ÷ 5人 = 0.4カップずつ まとめ:1人分を計算すると ・最初の配分: 2カップ ・残りの配分: 0.4カップ 合計 2.4カップ
  1. 最初に12カップのジュースがあります
  2. まず、1人2カップずつ配ります(10カップ使用)
  3. 残りの2カップを計量カップに入れ、5等分します:
  • 2 ÷ 5 = 0.4 なので、1人0.4カップずつ追加で配れます
  1. 結果として、1人あたり:
  • 最初の2カップ + 追加の0.4カップ = 2.4カップになります

小数の割り算の考え方!

「同じ操作」をする理由を考えよう! 例えば…ケーキを考えてみよう! 0.12個 1.2個(×10) ケーキが10倍に大きくなったら、 分ける数も10倍にしないと 1人分の大きさが変わっちゃうよ! 比べてみよう! 正しい方法 0.12 ÷ 0.5 ↓ ×10 1.2 ÷ 5 = 0.24 間違った方法 0.12 ÷ 0.5 ↓ 0.5だけ×100 0.12 ÷ 50 = 0.0024 (違う!) 片方だけ大きくすると、 答えが変わってしまいます! ÷0.5は「2倍する」という意味だから、 ÷50は「1/25にする」になっちゃうよ まとめ わる数とわられる数は 必ず「同じだけ大きく」または 「同じだけ小さく」しないとダメ!

. イメージで考えよう!

  • ケーキが10倍大きくなったら、分ける数も10倍にしないと公平じゃない!
  • これは「同じ大きさの変化」が必要という意味だよ
  1. 正しい方法と間違った方法を比べてみよう!
  • 正しい方法:両方を10倍にする → 答え 0.24
  • 間違った方法:片方だけ100倍 → 答えが違ってしまう!
  1. 大切なルール
  • わる数とわられる数は必ず「同じ変身」をさせよう!
  • 片方だけ変えると、答えも変わってしまうよ
  • これは「割り算の性質」という大切なきまりなんだ

割られる数について!

わられる数は、そのままでもOK! 例えば…リボンを切る時 1.2m のリボンを 5等分すると… 0.24m 0.24m 0.24m 0.24m 0.24m 数直線で見てみよう! 0 1.2 2.4 3.6 1.2を5等分すれば、 そのまま0.24ずつに分かれるよ! わる数を整数にする理由 0.5でわる = 2倍する 5でわる = 5等分する 整数でわる方が 計算がカンタン! だから、わる数だけ整数にするんだ! わられる数は そのままでOK!
  1. リボンの例で考えよう!
  • 1.2m のリボンを5等分する時
  • そのまま5で割れば 0.24m になる
  • わられる数(1.2)は変える必要がないんだ!
  1. 数直線で見るとわかりやすい!
  • 1.2 は そのままの位置にある
  • 5等分すれば自然に 0.24 ずつになる
  • 数を動かさなくても計算できるよ
  1. わる数を整数にする理由
  • 0.5でわる → 2倍する(ちょっとむずかしい)
  • 5でわる → 5等分する(とってもカンタン!)
  • だから、わる数だけを整数にすると計算がラクになるんだ!

0.5で割る=2倍になる理由

0.5で割るってどういうこと? チョコレートで考えてみよう! 1枚 0.5枚 0.5枚 1枚のチョコを0.5枚分に分けると → 2つできるよね! つまり、0.5で割ると 元の数の2倍になるんだ! お金で考えてみよう! 100円 ÷0.5 は 200円 0.5円で買えるものは、 1円で買えるものの半分だよね だから100円÷0.5は、 100円の2倍の200円になる! 数直線で見てみよう! 1 2 3 4 0.5 1を0.5で割ると→2になる 2を0.5で割ると→4になる 0.5は半分だから、 ÷0.5は2倍になるんだ!
  1. チョコレートで考えよう!
  • 1枚のチョコを0.5枚分に分けると → 2つできる
  • 0.5は「半分」という意味
  • だから0.5で割ると、逆に2倍になる!
  1. お金で考えよう!
  • 0.5円で買えるものは、1円で買えるものの半分
  • だから、100円÷0.5は
  • 100円の2倍の200円になる!
  1. まとめ
  • 0.5は「半分」を表す
  • 半分で分けると、2つできる
  • だから、0.5で割ると2倍になるんだ!

半額で考えよう

半額セールで考えよう! 100円 半額! 50円 半額とは、値段が 0.5倍(÷2)になること! 逆から考えてみよう! 50円のアイスが 0.5倍(半額)で売られているなら もとの値段は? 50 ÷ 0.5 = 100円! こんな風に考えよう! 50円 ÷0.5 100円 半額(0.5倍)で売ると 50円になるお菓子は、 もともと100円だったんだね! つまり、0.5で割ると もとの値段(2倍)に戻る! ÷0.5 は × 2 と同じなんだ! 半額のもとの値段を 見つけるのと同じだね!
  1. 半額セールを考えよう!
  • 100円のアイスが半額だと50円
  • 半額は「0.5倍」のこと
  • だから、50円は100円の0.5倍
  1. 逆から考えてみよう!
  • 50円のアイスが半額(0.5倍)なら
  • もとの値段を求めるには
  • 50 ÷ 0.5 = 100円
  1. 大切なポイント
  • 半額(0.5倍)の値段から
  • もとの値段を求めるには
  • 0.5で割る(=2倍にする)

500÷5は500×0.2

5で割ることと0.2をかけることは同じ! クッキーを5人で分けると… 500 100 100 100 100 100 500個を5人で分けると → 1人分は100個(500÷5) 0.2って何? 0.2 1を5等分すると0.2 0.2=1÷5=5分の1 だから、0.2をかけることは 5で割ることと同じなんだ! やってみよう! 500 ÷ 5 = 100 = 500 × 0.2 = 100 5で割ることと 0.2(5分の1)をかけることは 同じ答えになるんだね! どっちの方法でも 答えは同じだよ!
  1. クッキーを分ける例で考えよう!
  • 500個のクッキーを5人で分ける
  • 1人分は 500 ÷ 5 = 100個
  • これは5等分するということ
  1. 0.2の意味を理解しよう!
  • 1を5等分すると0.2
  • つまり、0.2は5分の1のこと
  • だから、0.2をかけることは5で割ることと同じ
  1. まとめ
  • 500 ÷ 5 = 100
  • 500 × 0.2 = 100
  • どちらも「5等分する」という同じ考え方!

0.1÷0.5を考えよう!

Step 1: 0.1を理解しよう 1を10等分したうちの1つが0.1だよ! Step 2: 0.5を理解しよう 1を2等分したうちの1つが0.5だね! Step 3: 0.5の中に0.1が5個入るよ! 0.1が5個で0.5になるということは… 0.1 × 5 = 0.5 だから、0.1÷0.5は… 1 ÷ 5 = 0.2 0.1 ÷ 0.5 = 0.2 0.5の中に0.1が5個入るということは、 0.5を5等分したのが0.1で、 その逆の計算が0.1÷0.5=0.2なんだね!
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